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鍼治療の効果って?痛くない?即効性がある?対応症状などご紹介!④


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。100932

鍼治療の効果って?痛くない?即効性がある?対応症状などご紹介!③の続きです。

効果が特にある症状

神経系疾患

鍼灸治療は、自律神経などの疾患に強いとされています。なぜなら、鍼治療そのものが、自律神経の働きを整えて、患者さんの自己治癒力を高めることを目的ちしているからです。この点が、症状に注目して対処療法を行う西洋医学との違いです。

運動器系疾患

肩こりや腰痛などの運動器系疾患にも鍼治療は有効です。特に痩せている女性や華奢な人は、マッサージなどの強い刺激によって筋線維が破壊されてしまうことがあります(いわゆるもみ返し)。日本の鍼治療は、だいたいが細い鍼を用いて刺激量が少ないので、そのような心配がありません。

効果のあるその他の症状

循環器系疾患

鍼治療の最大の目的は、患者さんの持っている自然治癒力を高める事です。そのために、生活習慣の改善の指導を行いながら、施術を行っていきます。

鍼灸の施術では、全身の気血水のバランスの整えることによって、高血圧などの症状を改善することを可能にしています。ただ、根本的な改善には時間がかかります。

呼吸器・消化器系疾患

呼吸器系の疾患として多いのが喘息ですが、これは現代医療をもってしても治療するのがとても困難で、なかなか根治するということがありません。

鍼灸治療は体質改善を目的としていますので、喘息の施術も行っています。やはりすぐに治るとということはありませんが、少なくとも呼吸困難状態からは解放することが出来そうです。

循環器系の疾患に対しては、首や肩から脳にいたる血流を促進することで、体の回復力を高めて、病気に対する免疫力を強化することを目指します。

鍼治療の効果って?痛くない?即効性がある?対応症状などご紹介!③


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。5e0c1ca039acd76a6bc722e5c275ba68

整体治療や鍼治療を行った後に、体がだるい感じがしたリ、一時的に微熱が出たり、症状が増したりすることがあります。これは、好転反応と呼ばれるもので、症状が改善する前段階と考えられています。

鍼灸の世界ではこのような現象を特に、瞑眩(めいげん)現象と呼んでいます。アメリカの学校ではヒーリングクライシスなどと言われ、治癒の法則とされています。

近年美容針灸が人気

最近では鍼灸院も美容に関する施術を行っているところが増えています。小顔や顔のたるみ・しわを取ると謳っていたり、耳のツボを刺激することでダイエット効果を宣伝したりしています。

これには理由が2つほどあります。一つ目は、純粋の患者さんが、美容的な効果も欲した場合に、それを解決するための手段として行っているケースです。

二つ目は、ちょっと意地悪な言い方ですが「お金儲け」のためです。特に女性相手の場合はそうなのですが、「ダイエット」「痩身」「小顔」「しみやしわが取れる」などというとすぐに飛びついてきます。

ちなみに、出版業界で売れ続ける種類の本ってあるのですが、それがこのダイエットに関する本と、自己啓発に関する本だそうです。理由は簡単、誰も成功しないからです。

だから手を変え品を変えて、「今度こそはこれで成功できる」と思わせるような手法や考え方を次々と提供する訳です。治療院もそこに目を付けた訳です。

なかなか成功しないダイエットや小顔が、鍼治療で痛みもなく、寝ているだけで可能になるなら、こんなにラクなことはありませんものね。

でも、実際に受けてみようと思ったときは気をつけて治療院を選んでくださいね。施術だけで痩せられるのかと思ったら、結局は食事を減らすように言われたり、高額なサプリメントを買わされたりという被害も出ています。

デブにいたる道は楽しく、痩せるにいたる道は険しいというのが世の常です。安易な選択で無駄な時間と、お金を使わないようにしてくださいね。

 

針治療の効果って?痛くない?即効性はある?対応症状などご紹介!②


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。 kositb

針治療の効果って?痛くない?即効性はある?対応症状などご紹介!①の続きです。

刺されても痛みはない

鍼治療を経験する人の多くが、「痛そうだから」という理由を挙げます。痛くないと謳われる事の多い鍼治療ですが、以下のような場合には痛みが出ることがあります。

筋肉が固くなりすぎていて、皮膚までパンパンに張っているような場合・・・

筋疲労で筋肉が固くなっていたり、病気や体調不良が原因で皮膚が硬くなっている場合には、固くなる部分に鍼を刺した時に痛みが出ることがあります。

毛穴に刺さった時

毛穴には血管や神経が集まっているそうなので、鍼がそこにヒットすると痛い、と知り合いの鍼灸師が昔言っていました。

痛点にヒットした場合

鍼灸で使う針は先が丸みを帯びていて、瞬時に皮膚を通過させることがあり、ほとんど痛みを感じることがありません。ただ、まれに痛点にヒットすると痛みが感じます。

ズーンと響くような痛み

太めの鍼を深く刺した時にこのような痛みが出る場合があります。これを心地よく感じる人もいれば、不快を感じる人もいます。不快を感じる人は鍼治療に向いていないのでやめた方がいいでしょう。

中国鍼

あちらの治療はなんせ痛いです。鍼だろうか中国整体だろうか、中国式○○といわれるものは、基本的には痛いものが多いことで知られています。

これは、治療に関するスタンスの違いで、中国人の施術者は「症状が良くなればいいんでしょう」ということを第一においていますので、患者さんが泣こうがわめこうか知った事ではありません、良し悪しではなく考え方の違いです。

効果は徐々に出てくる

40代以降の人ならご存じかも知れませんが、昔「北斗の拳」という爆発的な流行をしたアニメがありました。主人公は「経絡秘孔」を強く突くと敵が爆死し、弱く突くと病気が治ってしまうというのでツボの存在も知った人もいると思います。

実際にはツボ治療にはそんな即効力な効果はなく、漢方と同様、その人の持っている力を引き出すことを目的としているので、症状の改善は緩やかです。

一般に漢方を用いて体質を改善しようとすると、数年はかかると言われています。ただ、副作用があまりないのが漢方のいいところです。鍼治療にも同じような側面があります。

 

針治療の効果って?痛くない?即効性はある?対応症状などご紹介!①


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。

病院の通ってもなかなか治らなかったり、検査をしても異常なしと言われたときに、「鍼でも行ってみれば?」なんて言われたことのある人もいるかと思います。「でも鍼ってなんだか怖そうだし」という人向けに、鍼治療はどんなことをするのかをご紹介したいと思います。

鍼治療の効果とは?

東洋医学の代表的な治療でもある鍼治療には、どんな効果があるのでしょうか?肩こりや腰痛は一般的ですが、最近では美容に鍼を用いるところもあるようです。

整体で骨盤矯正ダイエットや、小顔矯正を行っているのと同じように、鍼灸でも小顔や美容方面にも進出しているようですね。果たして、本当に効果があるのでしょうか?

鍼治療の目的や効果、保険が適応されるか、適応しているなら対応している症状は何か、などについて、様々な角度から見ていきたいと思います。

鍼治療について135693ed

鍼や患部やツボを刺す治療法

東洋医学の考え方では、人間には全身に361個のツボがあると言われています。これはWHO(世界保健機関)が認定しているものであり、たんなる民間療法ではなく、実際的な効果があることの証拠です。

東洋医学の世界では、正確にはツボではなく、経穴といいます。経穴は経絡(経絡 経脈と絡脈のこと)の上に存在しているとされます。経絡は現代医学でいうところの、代謝物質の通り道の事を言います。

経絡はごく簡単に言って、肺経や胃経、心経や腎経などがあり、そこにあるツボを刺激することで、それらの臓器や組織に影響力を与えることを施術目的としています。

分かりやすい例で言うと、足つぼマッサージなどが挙げられます。足の裏にはツボが集まっているので、そこを刺激することで内臓機能が向上するという考え方です。

 

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑩


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。image

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑨の続きです。

鍼を刺入すると足が締め付けられる感じが発生します。かえって痛みが増してますが大丈夫でしょうか?

大丈夫です。これが「気至病所」と呼ばれるもので、気が痛むところへ達しなければこうかがありません。

もともと大腰筋なり梨状筋なりに収縮し、坐骨神経を圧迫して痛みがでているのですから、その締め付けている筋肉へ刺入しているのです。すると、収縮している筋肉が、刺入によってさらに収縮しますので、坐骨神経への圧迫は強くなるわけです。当然にして足の締め付け感はひどくなります。それは坐骨神経を締め付けている筋肉に当たっているという事ですから、それを「気至病所」と呼んで、効果があるか否かの目安にしているのです。

足の締め付け感がなければ鍼は坐骨神経とは関係ない、別の筋肉に当たっているということなのです。もちろんこうした感覚があれば、それで鍼尖は問題のある筋肉へ達したということを示しており、それ以上は刺入しません。鍼尖が通過し、貫いてしまっては効果がないからです。20分以上置鍼すると、筋肉が緩んで痛みが軽くなります。ただし、この締め付けは波状攻撃のように20分ぐらい続いて治まり、しばらくすると再び始まります。そして締め付けの波状攻撃のように20分ぐらい続いて治まり、しばらくすると再び始まります。そして、締め付けの波状攻撃時間と程度は、治癒するに従って短縮し軽くなっていきます。

これは刺激による血液変化でも証明されています。鍼を刺入した直後、血圧を下げるツボがあっても、血圧は一時的に上がることが知られています。それからしばらくして下がり始めるのです。それは刺入直後に血管の抵抗が増すため血圧が上がり、置鍼中に血管の抵抗が減って血圧が下がるためだと判っていますが、その血管の抵抗とは、筋肉が締め付ける事と緩むことによって発生するものなのです。昔の人、竇漢卿などは「気至、釣り針を魚が飲み込むごとし。気が至らない、誰もいない建物の中を奥深く入ってゆくごとし」と、治療効果のある鍼は、筋肉が鍼を締め付けるために魚が引っ張るような手応えがあるが、効果のない鍼は人のいない建物の中をゆくように抵抗感がなくてゆるゆるだと表現しています。針の聖書である「内経」にも似たような表現があります。つまり疑っているところに刺入すれば、鍼尖が当たった途端に筋肉が収縮するということです。

こんなに深刺して大丈夫か?と心配されるでしょうが、だいじょうぶだ~。私の持っている写真集によれば、臍下1㎝で、男性大腰筋の直径が6㎝、脊柱起立筋と腰方形筋が5㎝で、合わせて11㎝、同じく臍下1㎝で、女性大腰筋の直径が3.5㎝、脊柱起立筋と腰方形筋5㎝、合わせて11㎝。同じく臍下1㎝で、女性大腰筋の直径が3.5㎝、脊柱起立筋と腰方形筋が5.5㎝で、合わせて9㎝、多少個人差はあれど、3寸鍼は9㎝あり、そのうち7~8㎝程度を刺入しますので、まず大腰筋を貫いて動脈まで達するかのうせいはありません。ただし、子供や痩せたお年寄りでは鍼の長さを短くする必要があります。体型に合わせて2~3寸の鍼を選択しています。しかし、普通の男性では5㎝刺入しないと、大腰筋に鍼尖が到達しないということになります。

 

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑨


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑧の続きです。p358

坐骨神経痛の鍼治療

次は治療です。

大腰筋と梨状筋の痙攣による坐骨神経痛に対する治療方法ですが、まず3寸の5番7本、2.5寸の4番1本を使います。大腰筋への刺入では、3寸鍼をS1L5、L5L4、L4L3,L3L2の兪穴へ刺入しますが、L3L2は腎臓に近いので2.5寸鍼を使います。下(L5L4)は背骨から横へ水平に5㎝ぐらい離し、上(L3L2)は2㎝ぐらい離します。

S1L5間は、腸骨がせり上がり間隔がなくなっている場合があるので、無理に入れなくても結構です。このようにL5L4からL3L2まで、二等辺三角形のように入れます。L5L4と同じようにL3L2にも刺入していると、腎臓に当たってしまう可能性が大きくなるからです。そのため細い上部の大腰筋には短くて細い2.5寸の4番を使い、腎臓が横隔膜で上下しても、細い鍼が腎臓に刺さったまま上下に移動するので切れる恐れもなくなり、腎臓には小さな穴が開くだけで、すぐに塞がってしまいます。その正確な位置ですが、ほぼ腎兪、気海兪、大腸兪、関元兪の高さに相当します。

ただ腰椎の外方1.5寸では、椎体に当たって止まってしまい大腰筋へは到達できないので、腰の下部では少なくとも4㎝ぐらい背骨の中央から離さねばなりません。鍼灸大成では、棘突起の下から外方1.5寸とありますが、その位置なら確かに0.3寸くらいは刺入できるでしょうが、3寸の刺入は前に述べたとおり無理です。3寸刺入出来る位置は、棘突起間としか言いようがありません。それは、健康体ならば腰椎感がかなり開いているので1㎝ぐらいの範囲で入るのですが、大腰筋が痙攣して縮んだ状態では、大腰筋も下へと引っ張られるので腰椎感も狭くなり、間隔が1mmぐらいしか開いていないことがあります。

そのうえ腰椎の形状にも個人差があるため、棘突起の下で刺入出来る人もあれば、中央で刺入出来る人もあり、上部の横で刺入出来る人もあるといった具合で、そう簡単には特定できないのです。私などは棘突起の上から狙うことが多いのですが、それで椎体に当たったりしますと、2~3mm間隔で上下に何本か打ち、4本排刺した中の1本だけがようやく3寸刺入できるなどということもあります。もっとも2本入れば、その間隔を参考にして、残りや反対側は割と楽に刺入できますが。亀の甲羅のように隙間がない場合は、あきらめて更に外側へ刺入することもあります。当然にして治療すれば筋肉が緩むので、前回の鍼痕からは刺入できなくなったりします。大腰筋を緩めば腰椎の間隔も開くので、当然のことです。その証拠に、腸骨稜と第11肋骨尖端までの間隔が拡がっています。

健康人の私などは腸骨稜と第11肋骨尖端の脇腹に、揃えた指四本、人差し指から小指までがスッポリ入るのですが、大腰筋が痙攣した人は入っても2本、ひどい人はくっついてしまって1本の指すら入らないことがあります。このようにして腰椎の傍らへ縦に4本ずつ刺入します。次にはL5L4、L4L3に刺入した鍼の2㎝外側にも1本ずつ刺入しますが、これは少し内向きに刺入します。これらの鍼は腰に刺入しているといっても足の治療をしているので、足に怠い締めつけるような鍼感が発生しなければなりません。次には梨状筋へ刺入します。腸骨稜と坐骨結節を結ぶ中点あたりに3寸鍼を直刺します。やはり足を締め付けられる感覚があればよいです。必要があればフクラハギあたりにも3寸鍼を刺入します。

これが基本的な坐骨神経痛治療ですが、梨状筋周辺に2~3本刺入しても構いません。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑧


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑦の続きです。hl2222

ヘルニアの予防

次に要望の多い、どうやったらヘルニアを防げるかという問題を書きます。これは体型に関係しますが、身長はどうしようもないので、まず太らないことです。太ると、お腹の先端に脂肪がつきますが、身体を支えているのは背骨です。つまり背骨を支点として腹を作用点、背筋を力点とすれば、テコの原理で作用点が支点である背骨から離れるほど、力点の背筋は強く引っ張らねばなりません。だから作用点を支点に近づけるために、痩せねばならないのです。

身体の前に重量物を抱えるのも、やはり作用点が重くなり、支点に負担がかかるので、背負うか肩の上に担ぐといいでしょう。

ほかには前屈みの姿勢をしないことです。

重さは支点の上に垂直に掛ければ、純粋な重みだけ負担がかかるので、無理な力がかかりません。

それとぎっくり腰になったときは、一発の痛みを除いてくれる鍼灸院を捜す事です。

ぎっくり腰は、大腰筋の痙攣ですが、これが大の男では直径6㎝もあろうかというほどの太い筋(女性は小さく、身体の大きさによっても違います。)ですから、この筋肉が痙攣すると腰椎は大腿上部前面へと引っ張られますが、その力は相当なものです。だからぎっくり腰になったら、まず鍼屋さんに電話して出張治療してもらう事です。大腰筋が痙攣して背骨を圧しつけているのに、さらに無理に立ち上がって体重まで背骨にかけてしまったら、しかも身体が大きくて体重が重ければ、ヘルニアになっても不思議はないのです。もし一発でギックリを治してくれる鍼屋さんが居なかったり、いても出張してくれなければ、体重がかからないように寝ているしかありません。

ぎっくり腰は2週間もすれば痛みは消えるのですが、それで治ったとは限りません。自然に治ったと称する人の大腰筋に刺鍼してみると、脊柱起立筋は柔らかいのに、大腰筋に入った途端ゴムのような硬さを感じることがよくあります。これは痛みがなく、表面的に治っているように見えているだけです。そんな時は「この人は、今は痛みを感じていなくとも、この筋肉が萎縮していくと腰が曲がってしまうなあ」と思いますが、痛みがないので治療しますとも言えず、腰が曲がってきて膝に痛みを感じてから治療するということになります。75度ぐらいの曲がりならば治るようですが、90度まで曲がってしまっては、さすがに治しょうがありません。     以上がヘルニアを防ぐコツです。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑦


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑥の続きです。%e5%9d%90%e9%aa%a8%e7%a5%9e%e7%b5%8c%e7%97%9b%ef%bc%91

鍼の効く坐骨神経痛の症状

①痛む姿勢

長い筋が大腰筋、短い筋が腸腰筋ですが、ここで問題にしているのは大腰筋です。

この筋肉は、背骨の腰椎から腿付け根の前側に着いています。ですから、この筋肉が収縮すれば、下のように前屈みの姿勢になり、身体が伸ばせなくなってしまいます。無理の伸ばせば痛い。

筋肉が引きつって短くなっているので、その筋肉が短くなるのを沿った姿勢を保つ方が痛みがないのです。

だから眠る時も、エビのように身体を曲げて寝ると楽なのです。

次は梨状筋です。これは尻骨である仙骨から股の上に着いています。だから梨状筋が引きつれば、お尻を曲げられなくなります。だから靴下を履くなど、お尻を曲げる姿勢が辛くなります。太腿を前に上げると梨状筋が、伸ばされるから痛むのです。

以上が痛む姿勢から分類した鍼の効く坐骨神経痛です。

②痛む部位

次は痛む部位からの適応症を考えます。ヘルニアや癌転移などによる坐骨神経痛は、4本の神経から構成される坐骨神経のうち、第5腰椎から出る神経のみを圧迫するために痛む範囲が狭いのです。ところが大腰筋は腰椎すべてに始まり、腿の前面に付着するため、4本の坐骨神経全てに影響を与えます。また梨状筋も4本の神経が一緒になって坐骨神経となった部分を圧迫するので、やはり坐骨神経全体に影響を与えます。つまり筋肉による坐骨神経痛は、痛みが強くて範囲が広いことが特徴です。いじょうが痛む範囲から分類した鍼の効く坐骨神経痛です。

③痛む時間

次に痛む時間帯から考えます。心臓は夜間になると拍動が遅くなり、血液排出量も減少します。ということは夜間になると血流が減少するということです。収縮した筋肉は血管を圧迫していますが、そこに血流の減少が加わると、ますます筋肉は酸素不足となって収縮します。筋肉の収縮が強くなれば、それだけ神経も圧迫されるので痛みは増します。そして心臓の動きが活発になって血流が多くなると痛みが和らぎます。つまり夜間に痛みが強くなれば、鍼の適応症だということです。たとえば椎間板ヘルニアでは、横になると圧力が減りますから痛みが和らぎますが、血流などが影響する余地はないのです。

以上が痛み時間帯から分類した鍼の効く坐骨神経痛です。

④体型

最後に体型から分類します。坐骨神経痛のうち筋肉が原因の物を除くと、最も多いのはヘルニアです。これは椎間板にかかる圧力が大きいために飛び出すので、私の経験では身長が175㎝以上、特に肥満型の人に多いようです。だから大男だったり、その上太った体型ならば、紹介された患者さんであっても「もしかするとヘルニアかも知れませんが、1回試してみますか」などといって、自身のないかぎりです。しかし身長160㎝台で細身の患者さんですと、たとえMRIで確定診断されていても、ヘルニア自体は大したことはなく、筋肉の問題で痛みが生じていて、鍼で治ることがあります。

坐骨神経痛は、痛んでいる筋肉が深い部位にあるので、温めたり、揉んだりしても治るまで時間がかかります。

鍼は深部に届き、適応性があるので、鍼が効くタイプの坐骨神経痛であればお勧めです。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑥


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。zakotsu-pic2

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑤の続きです。

鍼の効く坐骨神経痛

では最後に鍼が効果的、あるいは鍼がメインな治療法である坐骨神経痛についてです。主に2種類があり大腰筋が痙攣して坐骨神経を圧迫しているものと、お尻の梨状筋などが痙攣して坐骨神経を圧迫しているものです。日本では梨状筋症候群とか呼びますが、鍼灸の世界は中国が中心なので、ここでは中国式に根性、幹性の坐骨神経痛と呼ぶことにします。その意味は、根性とは神経が背骨を出た根元、幹性とは坐骨神経が集まって神経幹となった部分という意味です。この二つに分けて治療するのです。

この坐骨神経は、前にも述べたよう腰椎4.5、仙椎1,2から神経が出ます。そして骨盤の内側を通って、骨盤の孔からの裏側に出てきます。その間に坐骨神経は、いくつかの筋肉を通りますが、その代表的な筋肉が大腰筋と梨状筋などです。これらは筋肉だからレントゲンに映らず、痙攣しているだけなので、どうして坐骨神経痛が起きているか判らない原因不明の坐骨神経痛です。これら筋肉の中を通過するため、こうして筋肉が痙攣して硬くなると、筋肉内の血管や神経は圧迫されて、血流が悪くなったり痛みが出たりするのです。こうした症状には、大腰筋や梨状筋などへ刺鍼して痙攣を緩めます。

中国では、液体に漬けた腕の液体体積を刺鍼の前後で測り、液体体積の増減によって腕の体積を測ったり、指先の爪の血管を調べて血液循環を調べたり、サーモグラフなどを使って、刺鍼したあとでは血流が増加することを証明しましたが、これは筋肉が緩んだために血管を圧迫する抵抗が減り、血管の抵抗が少なくなって血液が多量に流れると考えられています。血管を圧迫する圧力が減少したということは、裏を返せば筋肉内を通過している神経に対する圧迫も減少したということです。こうした圧迫の減少によって神経もある程度移動出来、筋肉の圧迫による痛みがなくなるとともに血流が多くなって筋肉の酸素不足が解消されたり発痛物質が運び出され、回復すると考えられています。

鍼には他にも癒着を剝がすとか脳に対する効果もありますが、坐骨神経痛に対する刺鍼効果の説明は、これだけで十分だと思います。

こうした「筋肉の引きつり」によって起きた痛みは、この引きつりを鍼でほぐせば消えます。そして坐骨神経とは関係ないのですが、腰椎は3番目の助骨突起がとりわけ大きいことも、別の悪さをすることを覚えておいて下さい。

では、こうした鍼の効く坐骨神経痛とは、どのような症状をもった坐骨神経痛なのでしょう。そのヒントは筋肉にあります。

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛⑤


こんにちは、「おかだ鍼灸整骨院」です。auto-pyj7di

鍼の効く坐骨神経痛と、鍼の効かない坐骨神経痛④の続きです。

ヘルニアと診断されていても、大腰筋刺鍼によって痛みが患者さんがいます。しかしヘルニア患者全員に効果があるかというと、そういうわけには参りません。私の経験では、レントゲンでヘルニアと診断された患者さんでは、大腰筋刺鍼によって9割ぐらいの人が完治しますが、MRIで確定診断されたヘルニア患者では、治癒率が半分くらいに低下してしまいます。半数も治らないようでは、メインの治療法とは呼べませんので、鍼治療を試してみるべきだが、治る保証はありません。ただヘルニアでも、夜間痛が消えます。それは夜間痛はヘルニアによって起こる痛みではないからです。ヘルニアと大腰筋痙攣の二つが同時にあり、ヘルニアの程度がひどくなければ、大腰筋の痙攣を除くことによって椎間板の圧力が減り、神経を圧迫しなくなる可能性があるからです。

ただ、私の経験では、MRIでヘルニアと診断された人では、1/2の確率で治癒する程度です。また大腰筋は坐骨神経全部を絞扼しますので、「足の一部分だけ痛みが残ったが、ほとんどの痛みが消えた」などという改善は結構あります。ただヘルニアに対し、大腰筋刺鍼を試しても効果がなかった場合、鍼では改善が望めません。痛みの取れる目安は3回ぐらいと考えるべきでしょう。つまり3回やっても効果がなければ、たぶん大腰筋刺鍼をしても治らないでしょう。その場合は、腰の牽引などを併用する必要があります。大腰筋を弛めたうえ、腰を牽引して椎間板を陰圧にすれば、ヘルニアが引っ込むでしょう。その場合は、ヘルニアが引っ込んでも、ただちに起き上がって歩いたりなどすれば、再び傷口からヘルニアが飛び出して神経を圧迫することは言うまでもありません。

鍼の効かない坐骨神経痛で、3番目に多いのは骨粗鬆症です。これは椎間板の上下にある椎体がカルシウム不足などでスカスカになり、体重で潰れて起きたものです。潰れているかどうかはレントゲンで判りますし、腰骨と助骨の感覚が狭くなっているので判ります。何故骨がつぶれると坐骨神経痛になるかという理由ですが、腰椎には下側に半円形の欠け目があります。そして下の腰椎には上側に半円形の欠け目があります。つまり上下の椎体が組み合わされることにより、上の半円と下の半円が一緒になり、完全に円となって、その孔から坐骨神経が出てこれるのです。ところが背骨を支えている椎体が潰れると、上の半円が下の半円に迫って、円ではなくなって潰れた楕円のような孔になってしまうのです。つまり、そこから出てくる神経も圧迫されます。だから坐骨神経痛を感じるのです。

こうなった場合の対処法は、難しいですね。上のはヘルニアによって神経を圧迫し、真ん中のは骨の増殖によって神経を圧迫し、これは神経が出る孔が狭くなって神経を圧迫しているのです。つまり、神経は圧迫されると痛むのです。

こうした骨が原因となる坐骨神経痛が起きる理由は大腰筋が硬直するからです。大腰筋は胸椎下部から大腿骨前部に付着していますが、それが強く痙攣すると、足に向けて背骨を引っ張り背骨は強い圧迫に耐えられなくなって、ヘルニアが出たり、骨が増殖したり、背骨が潰れたりします。ですから、早めに大腰筋の痙攣を解かなければなりません。こうした骨にまで進行した坐骨神経痛は、鍼では対処できないのです。なにしろ骨に鍼はささりませんから。

ほかには背骨本体の病気であるカリエスや滑り症、分離症などがありますが、レントゲンで判ります。またがんの転移、まれには頚椎の増殖によって頚の脊柱管が狭くなり、頚椎が圧迫されて坐骨神経痛が起きている場合もあります。こうした疾患に対する鍼治療は、妊婦に対するような禁忌ではありませんが、メインな治療法にはなりません。